インターネットの怖い部分のひとつ!
調べて出てきた情報が、もう間違いになっていることがあるということをご存じですか?
ネットで調べた情報が、記事が書かれた「当時は」正しくても、
「今は」間違いになっていることがあります。
「いつ書かれた記事であるか?」
「その分野に進展はあったか?」
これを意識すると良いですよ。
それでは具体的にみてみましょう
【サンプルケースで考える】
例えば、
「いいデジタルカメラが欲しいな」
と思って、
「ミラーレス一眼と一眼レフの違い」
を調べたとしましょう。
そして
「ミラーレス一眼のデメリット」
という項目に注目します。
「一眼レフ」という単語は、フィルムカメラから長きに渡り
「カメラの王様」「高級カメラの代名詞」
というような意味合いで使われてきたため、
「カメラで一番性能が良いもの」は「一眼レフ」
と思っている方が多いかもしれません。
2年ほど前に書かれた記事をみると
今では改善されていることが多く見受けられます
- レンズが少ない
→新発売されるレンズはミラーレスの方が多い場合もあり、該当しなくなりました。
アダプタによって今昔の他社製レンズが使えるので実質的にミラーレスが一番使えるレンズが多いと言えます。 - センサーサイズが小さい(画質が劣る)
→今では最高級一眼レフと同じ35mmフルサイズセンサーのミラーレスが増えてきましたので該当しなくなりました。 - 連射が遅い
→秒間20コマ連射のモデルも出てきており、該当しなくなりました。 - 動く子供やスポーツに弱い
→ピント合わせの速度が上がり、画面の隅でもピントを追いかけるミラーレスもあり、該当しなくなりました。
なお、この記事でお伝えしたいのは、一眼レフカメラが悪いと言う意味ではありません。
発売当初は、一眼レフデジタルカメラの性能に及ばなかったミラーレスが、
この数年で、部分的には一眼レフデジタルカメラをしのぐ性能になってきた、
という事実です。
それをふまえて、ミラーレスも一眼レフも選択肢に入れて、最適な一台を選択されると良いかと思います。
【カメラ選びのコツ】
当店では購入相談を承っておりますが、
「やっと一眼レフデジタルカメラを買った!」
「でも、思ったよりうまく撮影できなくて困った」
という相談をよく受けます。
うまく撮れなかった理由は様々あると思います。
- カメラの性格が目的に合っていない(風景は綺麗だけれど動きに弱いカメラだった)。
- 腕(使い方)が未熟だった。
- レンズが目的に合っていなかった(望遠すると暗くてシャッタースピードが遅くなるとボケる)
「運動会の写真をピンボケしないように、カメラ任せで撮りたい」ママの場合。
この場合は、軽くてカメラのピント合わせと連写が速いカメラが良いと思います。
「カメラを勉強して、自分の操作で狙ったとおりに撮りたい」パパの場合。
この場合は、重くても、手動で色々と操作ができるダイヤルやボタンの豊富な、一眼レフカメラが良いと思います。
種類が増えてきましたので、カメラ選びはじっくりと。
買うまでのワクワクも、楽しいですね!
曽我店長流カメラの選び方
ちなみに私は、α6300というミラーレス一眼を使っています。
決めたポイントは、こちらです。
- 4K動画も撮影したい
- 子供を撮影するので連写が速い機種がいい(約11コマ/秒のAF追随高速連写)
- 妻も使うので小型軽量がいい
- 講演会の撮影をするのでシャッター音が消せる機能が欲しい
- 自動で「瞳」にピントを合わせ続ける機能が欲しい
この条件を満たして、予算(笑)の関係もあって選んだのが、α6300です。
こんな感じで条件を絞っていくと、選ぶべきカメラが浮かび上がってくると思いますよ!
こんな風に撮りたいけど、
どれを選んだらいい変わらないという方は
磯村無線へご相談くださいね。
(購入相談は予約制にて電話にてお時間を確認されてからお越しください)